APEX代行の闇に迫る!あなたのアカウントは危険です

APEX代行とは?

代行の概要と背景

代行とは、APEXプレイヤーが自身のアカウントを他者に預けて、ランクを上げたり、爪痕やダブハンを取得してもらったりする行為を指します。このようなサービスは、RMTサイトやSNS上で頻繁に行われており、料金を支払うことで他のプレイヤーが依頼者のアカウントで実績を作るという形で提供されます。

APEXは非常に競技性が高いFPSゲームであり、高ランク帯や目立つバッジを持つことがプレイヤーのステータスとされることがあります。そのため、自身のスキルでは到達が難しいと感じるプレイヤーが代行サービスの利用を検討するケースが多いのが現状です。代行は短期間で成果を得られるメリットはあるが、危険性も高く、後述するリスクに注意が必要です。

代行が必要とされる理由

代行サービスが必要とされる背景には、APEX特有の競技性や尚且つプレイヤー間での自己表現の要素が関与しています。多くのプレイヤーがランクやバッジによって自身のゲームスキルを誇示したい欲求を持ちます。しかし、こうした実績を自力で獲得するには多くの時間やスキルが必要となることから、一部のプレイヤーが代行に頼るケースがあるのです。

特に「プレデターバッジ」や「マスターバッジ」、「爪痕」や「ダブハン」などの高難度バッジの取得を目指すプレイヤーにとっては、代行が一種の近道として認識されているのかもしれません。また、時間的な制約やストレスを理由に、自分の代わりに作業をしてもらう形で代行を依頼する人もいます。

代行業者の実態

代行業者は、SNSや特定のRMTサイトなどを利用して依頼を受けることが一般的です。「実績999↑BANリスクなし!」や「業界最安値!」といった謳い文句で、プレイヤーの関心を引こうとします。料金設定も比較的手軽に見えるものが多く、例えばプラチナランクの代行は1500円、ダイヤランクは2000円といった金額になります。

一方で、実際に依頼を行った利用者がトラブルに巻き込まれるケースは数多くあります。例えば、従来の連絡手段{サイト内チャットやLINEなど}を通じてアカウントのIDやパスワードを聞き出して、その後アカウントが返還されない、あるいは勝手に仕様変更される被害が多発しています。また、依頼を遂行せずに報酬だけを騙し取る詐欺行為も発生しているため、代行業者を利用すること自体が非常に危険であるといえます。

代行を利用するリスク

規約違反とアカウントBANの可能性

APEXにおいて、代行サービスを利用することは運営が定める利用規約に違反する行為です。EAは代行行為を明確に禁止しているため、代行を依頼した場合、アカウントBAN(停止)措置を受ける可能性が非常に高いです。このBANは一時的なものにとどまらず、場合によってはトレースBANやハードウェアBANとなり、今後は同じPCやコンソールでプレイできなくなります。規約違反によるペナルティは、お金を払ってまで積み重ねてきたアカウントの価値を失う結果を招くため、非常に大きな代償を伴います。

アカウント乗っ取りの危険性

代行を依頼する際には、アカウント情報(メールアドレスやパスワード)を業者へ共有する必要があります。この情報が悪用され、アカウントが乗っ取られるリスクが生じます。一度奪われたアカウントは、不正利用や売買に使われることもあり、事態の収拾が困難になるケースが多々あり、情報漏洩による被害が後を絶ちません。乗っ取られたアカウントは、後にNFAアカウントとして販売されますので、非常に危険な選択肢であることは明らかです。

詐欺に巻き込まれるケース

代行を利用した結果、詐欺に遭うケースも多く報告されています。例えば、料金を支払ったにもかかわらず、アカウントが返還されないといったトラブルが日常的に発生しています。代行を依頼した側が泣き寝入りせざるを得ない場合が多く、自身の無防備な行為が大きな損失となることがあります。APEXの代行は正規の契約ではなく、法的に対応が難しいグレーゾーンに属していますので、取引は推奨できません。

代行依頼による影響:不正行為

運営側の対応と規制強化

EAは、代行や不正行為に対する強い規制を設けています。これには、規約に明示された行為の禁止や、不正行為を行ったアカウントやハードウェアに対してBAN措置を講じるといった具体的な対応が含まれます。ゲームの健全性を損なう行為にはゼロトレランスの姿勢を示しています。このような規制強化の背景には、ゲーム体験の質を保ち、長期的にプレイヤーをつなぎ止めるという運営方針があるのです。

手動BANと遅延BAN

APEXはチート行為を特定して是正措置を自動化するカーネルレベルのチート対策サービスであるEasy Anti-Cheat(EAC)を採用しています。ただし、プレイ中に自動検知できないプレイヤーに対しては、手動でのリアルタイムBAN、検知されないが怪しいプレイヤーに対しては、アカウントが調査対象になり、その後も調査を行い遅延BANという是正措置を講じます。

報告の重要性

ゲームをプレイしていて、プレデター垢・マスター垢・スパレジェ垢・古参スキン垢などで不正行為を行っているプレイヤーを見たことがあるはずです。何シーズンも不正行為をしているのに、なぜBANされないの!と疑問を抱いたことがあるかと思います。それは、乗っ取られたアカウントや依頼者のアカウントで不正行為を行っている代行業者になります。現状では代行依頼を受け、不正行為を行わず、純正でプレイしている業者はいません。EAは代行行為や不正行為に対して厳しい姿勢を示しており、適切な対応を行っています。直近では、アジア地区アンチチート担当の不正対策専任スタッフが配属されました。不正行為や疑わしい行為を発見した場合、報告を行うことができます。